ネギLog!ZERO 10000Hits記念小説です。
今回は主に明日菜メインとなっております。
明日菜がどうにかなっちゃうお話です。いい意味で。
ネギま!の小説書くのは久々なんですが、
かなり頑張りましたので見てやってください。
m(_ _)m
では、どぞ。
爽やかな朝の空気。
麻帆良学園の教室の窓から映し出される景色は、木々と青空の色である緑と青と白で埋められていた。
麻帆良学園中等部のある教室から聞こえてくるにぎやかな授業の声。
それはもちろん、3-Aからだった。
ネギ「はい、じゃあ64ページのここを訳してくれる人!」
生徒達「はーーーーーーーいっ!!」
子供教師の声がすると、一斉に手が上がる。
子供教師。もちろん、ネギ=スプリングフィールドのことであり、
そこで元気よく一斉に上がっている手達はその生徒。3-Aの仲間達だ。
ネギ「えーと・・・・」
ネギが誰を指名しようか悩むと、一人だけ手が上がっていない生徒がいた。
手を挙げていない生徒を指名しようとするのは、やはり教師の性だからだろう。
木乃香「(小声で)明日菜〜、起きてーな」
明日菜「・・・ぅ・・・・」
ネギ「はい、じゃあ明日菜さん」
明日菜「ほえっ!!? わ、私っ?」
明日菜と呼ばれたその生徒は動揺する。
隣の席だった木乃香が親切に起こそうとした。
・・・のにもかかわらず居眠りをしていた明日菜は、相当眠かったのだろう。
当然話を聞いていなかった明日菜は焦り、木乃香に小声で尋ねる。
明日菜「何ページ?」
木乃香「64ページ・・」
ページを聞き終わった明日菜は呼吸を整え、教科書を読み出す。
明日菜「えー・・・・それはわたしのファンでかなり辛くテニスをしています・・・
彼の遺骨は、とてもヘルシーです・・・ぅぅぅ〜〜」
生徒達「あはははははははははははっ!」
彼女が読み終わると同時に教室はどっと笑いが起きた。
明日菜は、ひどく赤面した。
すると、お嬢様風の出で立ちの生徒が立ち上がり、金髪をなびかせながら言った。
いいんちょ「明日菜さん、ひどくお顔が赤いですことよ?どうしましたの?おサルが熱を出してしまったんですの?
バカは風邪を引かないってよく言うですのに・・・あれは迷信でしたのね」
明日菜「いいんちょ・・・殴られたい?」
いいんちょ「暴力は反対ですわよ〜?いくら明日菜さんでもネギ先生は許してくれるかしら〜?ねぇ〜ネギ先生♪」
ネギ「は・・・・はぁ。」
明日菜「何よショタコン女め・・・知ってるのよ?私はね。いいんちょがネギ先生グッズとか言ういかがわしいものを買ってて、
しかも毎朝ネギ先生特製パネルに・・」
いいんちょ「ちょーっと待ったァァッ!!それ以上言ったらおおらかな心を持つ委員長である私であっても許しませんことよッ!!」
明日菜「何ィをおォ〜〜〜!!!? やるってのォ〜〜!?」
いいんちょ「望むところです、かかってらっしゃいなァ!」
明日菜がいいんちょと呼ばれた生徒(本名:雪広あやか。いいんちょはあだ名)に飛び掛かり、
取っ組み合いを始めた。
互いに譲らず、歯をギリギリ言わせながら睨み合い、そして殴り合いに・・・。
生徒達がギャラリーとして周りを囲み、勢いよくヤジを飛ばす。
風香、史伽「いけいけー!」
朝倉「おせ明日菜ー!」
まき絵「がんばれいいんちょー!!」
古菲「明日菜に300円アル〜!!」
桜子「いいんちょに500円!!」
柿崎「今回はどっち勝つかな〜?」
エヴァ「下らん・・・」
夕映「アホです・・・」
もう完全な授業崩壊である。
ネギは子供。食い止めることは難しかった。
そのとき、神風が吹いた。
ネギ「ん・・・・なんだかホコリが・・・・
へ・・・へ・・・・ふぇっくしゅんっ!!」
ぶわあっと風が逆巻き、
明日菜といいんちょのスカートをぺらーりとめくって見せた。
明日菜「キャー、何よこれーー!!」
いいんちょ「な、何ですのーーッ!?」
二人はもちろん赤面。
楓「な、なんでござるかこれは!!」
亜子「きゃー、恥ずかしいわ〜ッ!」
エヴァ「な、何だコレは?!!」
千雨「のぅわ!? じょ、冗談じゃねーぞッ!」
ザジ「・・・・・・・」
それどころか、ギャラリーにも被害を被っていた。(なお、この神風は15秒程度吹き続けた)
明日菜といいんちょは戦意を喪失し、ギャラリー達も黙ってぞろぞろと席に戻っていった。
ネギはあえて今起こったことに触れず、授業を進めた。
ネギ「えーと、ですからこの過去進行形はbe動詞―――」
キーンコーンカーンコーン・・・
とごく一般的なチャイムの音。
ことごとくネギの声はかき消されてしまい、ネギ自身も黙り込んでしまった。
そうして、生徒の一人である椎名桜子は言った。
桜子「ネギ君・・・」
ネギ「はい?」
桜子「明日があるさ!」
ネギ「そう言う問題ですか〜ッ!?」
桜子の発言により、英語の時間に起こった出来事は一挙解決した
・・・のかどうかは定かではない。
※ ※ ※
昼食が終わり、昼休み。
麻帆良学園特有の広い土地を利用した校庭にはたくさんの生徒達が溢れ、
スポーツしたり自然観賞したり、ぼーっとしたりする生徒がいる。
明日菜は木乃香や刹那(桜咲刹那)、のどか(宮崎のどか)を散歩に誘い、校内を歩いていた。
明日菜「いやぁ、あのときばかりはちょっとカチンと来てね〜」
木乃香「明日菜〜 やっぱり授業中に騒ぐんはやめといたほうがええよ」
明日菜「とか言って、木乃香も「がんばれ〜」とか暢気に観戦してた癖に・・」
木乃香「見えてたんか」
刹那「まったく明日菜さんは・・」
のどか「お陰でネギ先生困ってましたよ」
明日菜「てへへへ。 以後気をつけます〜」
そう言いながら運動場に目をやると、スポーツ4人組(明石裕奈、和泉亜子、大河内アキラ、佐々木まき絵)が
4人で楽しそうにバレーのトス練習をしているのが見えた。
裕奈「はーいパス亜子〜」
亜子「ほいっ、アキラ!」
アキラ「よっと・・まき絵。」
まき絵「よーし、はい裕奈!」
流石スポーツ4人組だけあって、運動神経はかなり良い。パスが的確である。
そのうちのまき絵がふざけ半分で「ちぇすとぉ〜〜〜!」とか良いながら放った必殺スマッシュが
見事に木に引っ掛かってしまい、取れなくなってしまった。
4人で応戦したものの無理だったので、
まき絵以外の3人がぶつくさ言いながら溜息をついているところに明日菜は駆け寄った。
明日菜「どしたの?」
裕奈「実はまき絵がさー・・・」
裕奈が一部始終を話すと、明日菜は「よっしゃ!あたしに任せなさい!」と言い、得意気に木に登り始めた。
明日菜「よいっしょ。この木、案外高いわね〜」
亜子「大丈夫か明日菜〜!」
明日菜「こっちはおっけー!」
のどか「高いからお、落ちちゃわないかな〜・・木乃香さん・・・」
木乃香「大丈夫。 骨は拾ってあげるわ」
刹那「お嬢様・・ 心配してないですよそれ」
明日菜が何とかボールの乗った枝にたどり着いた。
引っ掛かった枝が案外細いので、身長にボールに向かって手を伸ばす。
明日菜「あと・・・3センチくらい・・・なんだけど・・・・!」
明日菜の身体が震え、さらに指をぶれさせる。
やっと届いた・・・・・・・?
明日菜「うひゃあっっ!!!」
ぺきっ。
明日菜「きゃあああああああああっ!!!?」
枝が音を立てて折れ、明日菜はそのまま地面に落下した。
突然の事態に驚いたのか7人は焦りながら明日菜に駆け寄った。
木乃香「明日菜! 大丈夫!?」
そう話しかけたものの、返事がない。
木乃香を心配させないためか、刹那は言った。
刹那「お嬢様、明日菜さんは無事です。」
木乃香「せっちゃん?」
刹那「落ちた場所は幸い、芝生が生い茂っていました。それに、呼吸はまだあります。
急いで明日菜さんを保健室へ。」
亜子「アキラ!」
アキラ「わかった、すぐに明日菜を保健室へ運ぼう。私の背中に、さあ」
アキラはそう言ってしゃがみ、腕を後ろに差し出した。
刹那が明日菜をアキラの背中に乗せ、アキラは立ち上がり保健室へ急いだ。
その後に続き、木乃香達も保健室へ走っていった。
まき絵「私のせい・・・かな」
亜子「だいじょうぶ、まき絵のせいやあらへんて」
裕奈「まき絵もこうなることを予測した上でやったんじゃないし、
あんたは悪くないよ」
まき絵「ありがとみんな! ・・明日菜のところに行こう。」
裕奈と亜子は黙って頷いた。
そして3人は校舎の方へ駆け出していった。
※ ※ ※
明日菜は、保健室のベッドの中。
生徒のけがは自分の責任だと考えたネギは担任として付き添いながら看病をしていた。
明日菜「・・・・・ぅん・・・?」
明日菜がまぶたが微動させ、小さく唸る。
ネギ「明日菜さん、気がつきました?」
明日菜「うん・・・?」
明日菜は痛む身体を起こした。
目が覚めた明日菜にほっとする笑顔のネギに反して、明日菜は何か複雑な表情でネギを見た。
そして、起きるなり言った。
明日菜「あのさ。
あんた・・・・・・・誰?」
ネギ「・・・え?」
あんた誰?
明日菜はそう言ったはずだ。
聞き間違いでも何でもない。
確かに、彼女はそう言った。
ネギは確認させるようにこう言った。
ネギ「嫌だなぁ明日菜さん。
僕は麻帆良学園中等部3-A組担任のネギ=スプリングフィールドですよ。
面白い冗談ですねぇ明日菜さん。」
明日菜「知らない」
ネギ「・・・・・?」
明日菜「あんた誰よ?」
ネギ「冗談にしてはしつこいですよ明日菜さん。
いつもだったらネギ坊主〜ってつっかかってくる癖に―――」
明日菜「知らないって言ってるでしょッ!!あんたなんかッッ!!!
3-Aの担任? ふざけるのも大概にしてくれる!?
あたしはガキんちょが大っ嫌いなのよ! 早く家に帰りなさいよッ!!」
ネギ「明日菜さん・・・?」
そうだ。
今の明日菜は明らかにおかしい。
ネギはその変化に驚いていた。まさか・・・・自分のことを覚えていないなんて。
しかも一番近くにいるはずであった生徒、神楽坂明日菜。
彼女は一体どうしてしまったのか。
どうなってしまったのか。
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続きは次回(後日)です。
面白いと思った方は是非是非コメント下さいませ〜。
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